Variety Rock

  その他いろいろと素晴らしいアルバムを選んでみました。 ハード・ロック系は全然ないよ!



album

        artist  /  title        <寸 評>

The Left Banke / Walk Away Renee

1967年作品。USバロック・ポップの先駆者であるレフト・バンクの1st。60年代末、アメリカに出現し、短い活動期間だったが、クラッシックの要素を取り入れた”バロック・ソフト・ロック”と呼ばれるスタイルを築いたグループで、サウンドはオリジナリティー溢れている。ストリングスやフルートなどが絶妙に絡み合い、耽美的なトラックが並ぶ本作は素晴らしいアルバムというしかない。また2ndの「TOO」も非常に出来は良く1st と共に名盤といえる。尚、彼らは2枚のアルバムを発表後、解散したが、1986年にアルバム「Voices Calling」を突如発表。リーダーだったマイケル・ブラウンは参加していないが、こちらもなかなかの出来である。
お薦め曲は「いとしのルネ」、「夢みるバレリーナ」。


Alzo / ALZO

1972年作品。NY出身のシンガー・ソングライター、アルゾの1stアルバム。本作は彼が'71年にアンベックス・レコードからリリースしたものであるが、後にレーベルが倒産、翌年にベル・レコードからタイトルとジャケットを変えて再リリースされた作品のCD化である(2003年日本で世界初CD化)。ボブ・ドウロウのプロデュースで、12玄ギターの心地よい響きと爽やかでポップなサウンドは、聴く者の心をとろけさせる甘さを感じさせる実に魅力的な内容となっている。ライナーに書かれている再発への苦労話も必見である。
お薦め曲は「ドント・アスク・ミー・ホワイ」、「ルックス・ライク・レイン」。


Sex Pistols / Never Mind The Bollocks

1977年作品。邦題名が「勝手にしやがれ!!」と題されたセックス・ピストルズ唯一のオリジナル・スタジオ・アルバム。パンク・ロックのいわずとしれた名盤であり、20数年経った今なお、歴史的価値のあるアルバムには変わりない。1996年突如、再結成し来日コンサートも実現したのは記憶にも新しい。ちなみに再結成ツアーの模様を収めたライヴは「勝手に来やがれ」というタイトルでCD化されている。
お薦め曲は「さらばベルリンの陽」、「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」、「アナーキー・イン・ザ・UK」。


Ultravox / Vienna

1980年作品。リーダーがジョン・フォックスからミッジ・ユーロに代わったウルトラヴォックスの第1作目。サウンドの方もテクノ・ポップ系からファッショナブルな音作りに変身し、ニュー・ロマンティックのシンボルとなった作品といえる。当時、収録曲の「ニュー・ヨーロピアンズ」が、ウィスキーのTVコマーシャル(三宅一生出演)で使用され、話題を呼びました。次作の「エデンの嵐」と「カルテット」もおすすめ品といえるでしょう。
お薦め曲は「ニュー・ヨーロピアンズ」、「スリープ・ウォーク」、「ヴィエナ」。


Roxy Music / Avalon

1982年作品。ロキシー・ミュージック最後のオリジナル・スタジオ・アルバムは文句なしの傑作。何1つ無駄のないパーフェクトな出来で、空間的なサウンドが大きな幻想を生み出している。あまりにも美しく洗練された音の世界とその完成度の高さは、多くの人がロキシーのベストに挙げるであろうアルバムで、のみならず’82年を代表する1枚とまで言い切っていい名盤である。1曲目が流れた瞬間、あまりにも美しいドラマがはじまる・・・ちなみにジャケットで後ろ姿で王冠をかぶり手に鳥を乗せている女性は現フェリー夫人。
お薦め曲は「夜に抱かれて」、「アヴァロン」。


Frankie Goes To Hollywood / Welcome To The Preasure Dome

1985年作品。リバプール出身のフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドが発表した1st。発売当時、アナログの2枚組としてリリースされた超大作である。「ラジオスターの悲劇」を大ヒットさせたバグルズのメンバー、トレヴァー・ホーンがプロデュースしたことで有名な本作は、軽快なテンポで押しまくり、アルバム全体びんびんベースがなるトレーヴァー色が強くでている。また過激な歌詞も当時話題になり、放送禁止にまでなったという伝説を持つ。オリジナルに加えてカヴァー曲も充実しており、今聴いても非常にインパクトが感じられるサウンドである。
お薦め曲は「リラックス」、「トゥ・トライブス」、「パワー・オブ・ラヴ」。


The Doors / The Doors

1967年作品。邦題名が「ハートに火をつけて」と題されたドアーズの1st。オルガンをフィーチャーしたサウンドの新しさとジム・モリソンの悪魔的なヴォーカル、更には大胆なまでにユニークな歌詞が支持され、一躍ドアーズの名を有名にした作品である。ジム・モリソンのカリスマ性は、既にここで強く表れている。
お薦め曲は「ブレイク・オン・スルー」、「ハートに火をつけて」、「ジ・エンド」。


The Cars / Heartbeat City

1984年作品。カーズの5作目。無駄のないクールで洗練されたサウンドで、ひときわ親しみ易い作品となっている。プロデュースもロイ・トーマス・ベイカーから、AC/DC,デフレパードで有名なマット・ラングに変わり、オーバープロデュースなサウンドに変身した感じを受けるが、本作から3曲ものbPヒットが出ており、これぞ!アメリカン・ポップ・ロックの究極の1枚といえるでしょう。
お薦め曲は「ユー・マイト・シンク」、「ドライヴ」、「マジック」。


The Tubes / Outside Inside

1983年作品。前作「不思議なチューブス」でイメージ・チェンジと思いきったサウンド・アプローチに挑み、大胆な変貌を遂げたチューブスの6作目。強烈な個性を持ちながら、独自のモダン・ミュージック”Tubish Music”を完成させた作品といえます。TOTOのメンバーなど多彩なゲストが参加しており、センスの良さは抜群!
お薦め曲は「シーズ・ア・ビューティー」、「アウト・オブ・ザ・ビジネス」、「ザ・モンキー・タイム」。


Montage / Montage

1969年作品。マイケル・ブラウンが、レフト・バンク脱退後に結成したバンド、モンタージュの唯一のアルバム。その彼がヴォーカル・アレンジ、プロデュース、ソング・ライティングを担当していること、またレフト・バンクのお蔵入りになった曲やリメイク曲が含まれていることで、音は、もろレフト・バンクである。本作は2001年に米サンデイズド・ミュージックから未発表曲を含む4曲のボーナス・トラックが追加され、遂にCD化。その中にインストゥルメンタル・バージョンの "Desiree"が収録されているのが最も注目すべきことであろう。何はともあれ、レフト・バンク・ファンにとっては、堪えられない1枚であることは間違いない。
お薦め曲は「 I Shall Call Her Mary 」、「Men Are Building Sand」、「Desiree」、「Wake Up Jimmy」。


Stories / About Us

1973年作品。元レフト・バンクのリーダーだったマイケル・ブラウンが中心となって結成されたストーリーズの2nd。ビートルズの後期に通じるムードでクラシカルなサウンドといえる。本作には、まだマイケル・ブラウンが参加しているが、アルバムの完成を待たずに彼は脱退。その影響のせいか、このグループの特長と言えるクラシカルな要素も含まれているものの前作に比べると随分とハードな面に重点が置かれている。しかし、何といってもイギリスのホット・チョコレートが英国でヒットさせた曲のカヴァー「ブラザー・ルイ」は最高である。ロッド・スチュワートのようなしゃがれ声で引きずるようなイアン・ロイドのヴォーカルと曲のキャッチーなメロディーが日本的でもあり、際だっている。ちなみにこの曲は、全米でbPヒットとなった。
お薦め曲は「ダーリン」、「サークルズ」、「ブラザー・ルイ」。


Bobby Caldwell / Heart Of Mine

1989年作品。AORの達人ボビー・コールドウェルのソロ5作目。1stの「イヴニング・スキャンダル」が代表作といえますが、前作から約6年ぶりに発表された本作は、他のアーティストたちに提供した曲を自身で歌い直して収録しているのが特徴です。改めてボビーのソングライターとしてのスゴさが認識できます。全曲が粒よりの曲で構成されており、大半がスロウ〜ミディアム・テンポのゆっくりとした展開で、ロマンティックな気分にさせてくれます。こういうアルバムを聴きながら彼女と夕陽の出ている浜辺をドライブすれば、よりムードが高まると思います・・・
お薦め曲は「ハート・オブ・マインド」、「ネクスト・タイム」、「ステイ・ウィズ・ミー」。


Adrian Gurvitz / Classic

1982年作品。Gun〜Three Man Army〜Baker Gurvitz Armyといったブリティッシュ・ハード・ロック界をリードしてきたエイドリアン・ガーヴィッツのソロ3作目。一般的にはAOR路線に転向した1st「Sweet Vendetta」(甘い復讐)がAOR名作選の1枚として名高いが、個人的には知名度の低い本作の方が、楽曲が充実しているといえる。何といってもタイトル曲は名曲中の名曲で、この1曲だけでも聴く価値あり!日本未発売というのは非常に残念であるが、近年ボーナス・トラックが1曲追加され、フランス盤でCD化されたのは嬉しい限りである。また昨年(2000年)日本でもお蔵入りとなっていた音源集をまとめた作品「No Compromise」、「Classic Songs」が発売され、こちらの出来も非常にgood!AORファンは見逃せない作品といえる。
お薦め曲は「Living Ain't Without You」、「Your Dream」、「Classic」。


The London Symphony Ohcheatra Plays The Music Of
    Jethro Tull featuring Ian Anderson / A Classic Case

1985年作品。JETHRO TULLの曲をオーケストラに演らせるという企画モノである。総指揮を元メンバーでオーケストラ作曲家・指揮者でもあるデイヴィッド・パーマーがとっており、原曲を良心的にアレンジしている。 TULLからはアンダーソン、バレ、ペグ、ヴェテッシが呼ばれてプレイしているが、オーケストラアレンジということもあってかアンダーソンのフルートプレイは一頭抜きんでている感じがする。パーマー作曲の3曲目「Elegy」は本作で一番の出来といえる。また10曲目の「WarChild」はボツった映画用のアレンジを復活させたものだそうだが、非常に良い出来である。
お薦め曲は「ロコモーティブ・ブレス」、「シック・アズ・ア・ブリック」、「エレジー」、「ウォー・チャイルド」。



 
私が好んで聴いてるその他のグループ
Four Seasons、Association、Grass Roots、Turtles、
Byrds、Creedence Clearwater Revival、Raspberries
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   Blondie、Enya...etc
  
 
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